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歌姫3~終幕レビュー
歌姫3~終幕ってどんなものかと思い、歌姫3~終幕のレビューを早速見てみました。
レビューは、こちら↓
明菜さんの村下孝蔵さんへの恩返し曲「踊り子」
明菜さんの歌声を聞いて育った世代(30代)ですが、実はこのアルバム「歌姫3」を欲しくなった理由は歌手「村下孝蔵」さんの名曲「初恋」をカバーした島谷ひとみの映像をテレビで見てからでした。「初恋」を歌う村下孝蔵さんの記事を読みあさっている中で、村下孝蔵さんが歌う「アキナ」、「少女」という曲が明菜さんの応援歌だと知ったこと、そして孝蔵さんの死後に明菜さんがFM横浜「THE BREEZ」収録で孝蔵さんの「アキナ」の存在をスタッフから知らされ、その存在に涙が止まらないほど胸を打たれたことを告白していること、そして亡き孝蔵さんへの恩返しとして孝蔵さんの名曲のひとつ「踊り子」が3曲目に収録されていることを知ったからです。自分を遠くから想っていた孝蔵さんへの感謝の気持ちが明菜さんの歌声に強く表れています。ぜひこのエピソードを知った上でもう一度「踊り子」を聴いて頂きたいです。名曲はいつの時代も色あせることなく受け継がれていくのですね。
「男歌カバー」というコンセプト
「男歌」と言うコンセプトは良かったです。そして確かに「傘がない」もいいです。伝わってきます。「窓」もいいですね。だけど、千住さんお得意のオーケストラアレンジは「またか?」と思ってしまいます。明菜さんの歌い方も上記歌以外、暗くないでしょうか。アレンジが、です。もう、このアレンジでいくなら、過去の昭和として敢えて明るい歌詞の解釈をし、気分を一新し、オケに流されず、逆を歌ったら面白かったのかも知れません。敢えてオケを裏切るのです。まず、本当の中森明菜が何をしたいか、歌いたいか、これを基本にやらなければ、本人もやる気が起きないのでは?と思います。過去の「淋しげ、影のある美人」的イメージは80年代で終わっています。終わらせたほうがいいです。まだ、彼女は「今」の曲が歌えます。待っているはずです。彼女は満足のいく「オリジナル」を。企画ものはあまり彼女の意思は通らないらしいので「歌姫」シリーズも企画で当ったから、幾つも続ける・・・、普通歌い手なら段々疲れて来ます。だから、終幕なのでしょう。「オリジナル復活」待ってます。
リーフレットの妖艶な写真同様、歌姫は独特の明菜ワールドを作り上げていました
良いアルバムです。これは何回も繰り返し聴きました。歌手中森明菜のまだ見ぬ可能性を気づかせてもらった感じです。明菜の潜在的な魅力を引き出している千住明の編曲は、多彩でゴージャスでした。そしてなにより中森明菜の声の魅力は健在で凄みすら感じさせます。
井上陽水の「傘がない」の描いている少し虚無的でアンニュイな空気感を明菜は切々とそして淡々と歌っています。1971年当時の社会情勢や世相を知らない明菜ですが、陽水があえて内へ内へと入りこんでいく世界を表現するのは難しいはずです。歌姫と称される実力を見せつけるような歌唱でした。
「アキナ」という歌まで作っていた村下孝蔵の名曲「踊り子」を、明菜は自分の持ち歌のように歌いきっています。そんな思いを伝えてもらった故人への返歌として明菜は精一杯歌ったのだと感じました。
石原裕次郎の「夜霧よ今夜もありがとう」をとても情感たっぷりにカバーしていました。明菜のハスキーヴォイスとこの1967年の裕次郎の大ヒット曲との相性は抜群でした。大人ですね。様々な人生経験が歌に深みを与え、哀愁を漂わせていました。
内山田洋とクールファイブの「東京砂漠」もいいですよ。前川清が女心を切々と歌ったのを女性の明菜がカバーするという趣向です。胸に秘めた悲しい思いを歌にのせて表現させれば明菜は見事に光り輝いてくれます。
松山千春の「窓」、B'zの「Alone」、南佳孝「スローなブギにしてくれ (I want you)」など選曲もバラエティに富んでおり、それぞれ違う趣のある歌唱が詰まっています。
価格も¥ 3,059とお手頃なので、とっても欲しいですね^^
欲しい物がありすぎて、お財布はいつも悲鳴を上げていますが、
ボーナスが入ったら、歌姫3~終幕手に入れたいなと思っています。
歌姫3~終幕
中森明菜

定価: ¥ 3,059
販売価格: ¥ 2,905
人気ランキング: 58241位
おすすめ度: 
発売日: 2003-12-03
発売元: ユニバーサルミュージック
発送可能時期: 通常24時間以内に発送
第1弾が出たのが1994年だから、ちょうど10年に及ぶ長期企画となった「歌姫」シリーズも、この3作目でいよいよ最終章。過去2作では主に女性歌手の名曲をカバーしていたが、今回は男性歌手の名曲に挑戦した意欲作となった。“ダンディズム”というテーマは、低域での深みあふれる歌唱表現に定評のある中森明菜だからこそ実現した企画といえるんじゃないだろうか。ただ単に男性キーに合わせて歌うだけではない彼女ならではの存在感は、サスガ。井上陽水「傘がない」、石原裕次郎「夜霧よ今夜もありがとう」が出色の出来。(木村ユタカ)